平成27年度全国学力・学習状況調査
平成27年度 全国学力・学習状況調査における |
本市の結果概要について |
1 調査の目的 |
◇義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や 学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。 ◇そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。 ◇学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。 |
2 調査対象となった学校と児童生徒の数 |
○小学校:103校 第6学年 10,787人 ○中学校: 57校 第3学年 10,216人 |
3 調査実施日 |
○平成27年4月21日(火) |
4 調査対象学年及び調査事項 |
○小学校第6学年「国語A」「国語B」「算数A」「算数B」「理科」「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」 ○中学校第3学年「国語A」「国語B」「数学A」「数学B」「理科」「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」 |
5 調査内容 |
【教科に関する調査】 |
○主として「知識」関する問題(A) ・身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容 ・実生活において不可欠であり、常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能 など ○主として「活用」に関する問題(B) ・知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力 ・様々な課題解決のための構想を立て、実践し、評価・改善する力 など |
【生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査】 |
○児童生徒に対する調査 学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査 |
6 さいたま市の結果の概要 |
1.「教科に関する調査」 |
【別添資料1、2-1,2】 全ての科目において、全国の平均正答率を1.0~4.2ポイント上回っており、学力については、引き続き おおむね良好な状況にあると考えられる。 【別添資料3】 小学校算数Aと中学校数学Aでは、平成26年度から平成27年度にかけて標準化得点は上昇している。 中学校の全ての科目については、引き続き、全国の平均である100を上回っており、良好な状況にあると 考えられる。 【別添資料4-1,2】 学校の調査結果の分布を平成26年度と平成27年度で比較すると、特に、小学校国語A、中学校国語A で伸びがみられる。一方、小学校算数Bは、下降している。 【別添資料5】 全ての領域等で、全国の平均正答率を上回っている。特に、中学校数学A・Bでは、いずれの領域にお いても、全国の平均正答率を3ポイント以上上回っている。 【別添資料6-1~10】 正答数分布について、本市の状況と全国の状況を比較すると、小学校、中学校とともに、全国と比べて 正答数が多い児童生徒の割合が高くなる傾向がみられる。 |
2.「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」(抜粋) |
【別添資料7】 「将来の夢や目標を持っている。」「学校に行くのは楽しいと思う。」「自分にはよいところがあると思う。」 などの質問項目で、小学校、中学校どちらも、全国と比べて肯定的な回答の割合が高い。特に、「学校に 行くのは楽しいと思う。」では、平成25年度からの3年間の変化を見ると、肯定的な回答の割合が増加して いる。 「地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がある。」は全国と比べて肯定的な回答の割合が高 いものの、「今住んでいる地域の行事に参加している。」では、小学校、中学校どちらも、全国と比べて肯 定的な回答の割合が低い。 |
3.その他 生活習慣等と教科の平均正答率の関係(抜粋) |
【別添資料8】 「朝食を毎日食べている。」「家で、自分で計画を立てて勉強している。」「地域や社会で起こっている問 題や出来事に関心がある。」では、教科の平均正答率と相関がみられる。 |
関連ダウンロードファイル(概要) |
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リーフレット |
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